人生の銀幕/松木美定
お浜「松木美定(まつきびてい)は、静岡県出身の1993年生まれのシンガーソングライターです。2013年20歳の時、バド・パウエルというピアニストの『Oblivion』を聴いて衝撃を受け、ピアノと作曲を独学で始め、ハードバップスタイルの楽曲を趣味で書くようになったそうです」
ロック「人生の銀幕はなんとも流麗な曲やけど、根底はジャズでんねんな」
お浜「はい。最初はジャズの作曲法を学んでたんですが、2018年にLampの『冷ややかな情景』を聴いた時、バド・パウエルを初めて聴いた時と同じくらいの衝撃を受けたらしく、『ポップスの世界はこんなに素晴らしかったのか』とポップスを創り始めたそうです」
ロック「『冷ややかな情景』はサンバでシティポップって感じの曲でっけど、松木美定に似てまんな」
お浜「ですね。『Oblivion』と『冷ややかな情景』に本当に衝撃を受けたってのが分かります。松木美定は2019年から続々とシングルを配信し続け、今年5月2日に浦上想起をゲストボーカルに迎えたシングル「舞台の上で」を配信リリースしています。今回選曲した『人生の銀幕』は2021年12月にデジタルリリースされました」
ロック「どの曲もめくるめく巡る夢物語というか、メロディが素晴らしいでんな」
お浜「それだけにファーストアルバムが待ち遠しいですね」
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